鮭のクリーム煮がパサつく原因は?プロ直伝の黄金比と隠し味で極上に
鮭のクリーム煮がパサつく原因は?プロ直伝の黄金比と隠し味で極上にについての真相をご紹介します。
鮭のクリーム煮がパサつく最大の原因は、クリームソースの中で鮭を長時間グツグツと煮込んでしまうことにあります。魚のタンパク質は加熱しすぎると水分を放出して硬く縮んでしまうため、加熱時間を最小限に抑えるコントロールが欠かせません。
まず調理前に行いたいのが、鮭の生臭さを消す下処理です。切り身の両面に軽く塩を振って約5〜10分置き、表面に浮き出てきた余分な水分(ドリップ)をペーパータオルでしっかりと拭き取ります。このドリップこそが生臭さの元凶です。拭き取った後、少量の酒を振りかけてから薄力粉を薄くまんべんなくまぶします。この粉の膜が鮭のジューシーな旨味を閉じ込め、身のパサつきを物理的にブロックしてくれます。
ここでよく疑問に上がるのが「鮭のムニエルにクリームソースをかける料理との違い」です。ムニエルは外側のカリッとした香ばしさとクリスピーな食感を楽しむものですが、クリーム煮は鮭の旨味をソース全体にじんわりと馴染ませ、一体感を味わう煮込み料理です。フライパンで鮭の両面に焼き色をつけたら一旦取り出し、野菜を炒めてソースを煮立てた最後の段階で鮭を戻し入れてサッと絡めるだけで、驚くほどふっくらジューシーに仕上がります。