紙垂の作り方を完全解説|半紙で折る吉田流と白川流の違い・正しい向きまで
紙垂の作り方を完全解説|半紙で折る吉田流と白川流の違い・正しい向きまでの詳細解説をお届けします。役立つ情報がチェックできます。
紙垂作りにおいて最も美しく仕上がる標準的な規格は、神社本庁をはじめ全国の神社で広く採用されている吉田流(よしだりゅう)の四段垂れです。特別な道具は必要なく、身近な習字用半紙とハサミ(またはカッター)、定規があれば数分で仕上がります。
仕上がりのバランスを左右するのは「切り込みの深さ」と「折り返しの角度」です。半紙1枚(標準規格:約24.2cm × 33.3cm)から、神棚やしめ縄にちょうど良いサイズの紙垂が2筋(2本)作れます。
【準備するもの】
- 半紙または奉書紙:1枚(2本分)
- ハサミまたはペーパーナイフ・カッター
- 定規・鉛筆(目印用)
【吉田流・紙垂の作成ステップ】
ステップ1:半紙を縦半分に裁断し、さらに二つ折りにする
半紙を縦長になるように半分に切り分けます。切り分けた1枚を取り、ツルツルした「表」を外側にして、さらに縦長方向に二つ折りにします(幅約6cmの細長い帯状になります)。折山(折り目)が左側、開いている側が右側になるよう手元に置きます。
ステップ2:縦の長さを4等分し、切れ込みの印をつける
細長くなった紙の上下全体の長さを測り、縦方向に上から1/4、2/4(中央)、3/4の3箇所に印をつけます。これが切れ込みを入れる位置になります。
ステップ3:左右交互に「幅の2/3」まで切れ込みを入れる
ここが最も重要な寸法比率です。切れ込みは完全に切り落とさず、必ず紙幅の約3分の2(残りが1/3)までで止めます。
・1番上の切れ込み(上から1/4):折山側(左側)から右へ向かって2/3切り込む。
・2番目の切れ込み(上から2/4):開いている側(右側)から左へ向かって2/3切り込む。
・3番目の切れ込み(上から3/4):折山側(左側)から右へ向かって2/3切り込む。
ステップ4:上から順に手前へ折り下げていく
切れ込みを入れたら、一番上のブロックを手前に向かって直角に折り返します。続いて2番目のブロック、3番目のブロックと順に手前方向へ折り重ねていくことで、階段状にギザギザと垂れ下がる独特の稲妻形(吉田流)が完成します。