丸山俊夫の生涯と純粋倫理の真実|経営者が惹かれる理由と宗教との違いを徹底解剖
丸山俊夫の生涯と純粋倫理の真実|経営者が惹かれる理由と宗教との違いを徹底解剖にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
丸山俊夫の思想を深く読み解くうえで欠かせないのが、彼の学問的バックボーンと戦前・戦中・戦後の激動期を駆け抜けた特異な丸山俊夫の経歴です。1892年(明治25年)、福岡県築上郡下毛村(現・吉富町)の農家に三男として誕生した彼は、幼少期から学問への強い志を抱いていました。
福岡県小倉師範学校を卒業後に小学校教員を務めた後、東京高等師範学校(現・筑波大学)文科へ進学。長野師範学校などで教鞭を執りながら、さらに広島文理科大学(現・広島大学)史学科に入学し、日本古代史や国学、神道思想の研究に没頭しました。この「学問的探求心」と「実証的な歴史観」が、後の思想構築に極めて大きな影響を与えることになります。
1945年(昭和20年)の終戦直後、焦土と化した東京の地で、丸山俊夫は「日本再建の鍵は政治や経済の再編だけでなく、国民一人ひとりの心のあり方と日々の生活習慣の刷新にある」と確信。1945年9月3日に自ら「新生活の実験」を開始し、翌1946年に文化新生活運動(後の倫理研究所)を創設しました。単なる観念論や精神論に終始せず、自らの身体を使って法則を確かめる「実践躬行(じっせんきゅうこう)」の姿勢は、この時期の壮絶な実験生活の中で培われたものです。