うさぎの抱っこで暴れる理由とは?骨折を防ぐ安全な保定と正しい手順
うさぎの抱っこで暴れる理由とは?骨折を防ぐ安全な保定と正しい手順に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
一度も抱っこされた経験がないうさぎをいきなり持ち上げるのは無謀です。信頼関係を崩さずにステップアップするための、初心者向け抱っこの練習手順を順序立てて実践することが求められます。
第1段階として、床の上で座り、大好物の牧草やおやつを与えながら、撫でる延長で身体の各部(前胸部、お腹の下、腰回り、後肢)に手が触れる感覚に慣れさせます。体に触れられても逃げなくなったら、第2段階として「前足だけを数センチ浮かせる」動作を試します。お尻は床に着けたまま、前胸部を支えて2〜3秒キープし、暴れる前にすぐ下ろして褒め、おやつを与えます。
第3段階で、初めて「お尻をすくい上げて膝の上に乗せる」動作へと進みます。ここでも高く持ち上げる必要はありません。床から自分の太ももの上へとスライドさせるように移動させ、成功したら即座に解放します。「拘束されてもすぐに自由になれる」「痛いことや怖いことは起きない」という経験を反復学習させることが肝要です。
しかし、爪切りや投薬など、どうしても暴れてしまい安全な保定が困難な個体も存在します。そこで極めて有効なのが、バスタオルを使った抱っこテクニック(通称:うさぎのブリトー巻き)です。
広げた厚手のバスタオルの手前中央にうさぎを乗せ、首の後ろにタオルの端を合わせます。片側のタオルをうさぎの背中を覆うようにタイトに巻き込み、前足とお腹をしっかり固定します。続いて反対側のタオルも同様に交差させて巻き付け、後ろ足が伸びてキックできないよう下部を内側に折り込みます。首だけが外に出たミノムシのような状態を作ることで、暴れる力を物理的に分散させ、手足の骨折事故を完璧に遮断できます。この姿勢は爪切り時の正しい保定姿勢としても最適であり、1本ずつ足をタオルから露出させて処置を行えば、暴れて深爪をしたり暴発キックで脊髄を痛めたりする事態を100%回避できます。