祇園精舎の鐘の声の現代語訳と続き|鐘がない噂の真相まで徹底解剖

祇園精舎の鐘の声の現代語訳と続き|鐘がない噂の真相まで徹底解剖に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

中学生・高校生にとって避けて通れないのが、定期試験や大学入試における古文文法の出題です。ここでは、頻出箇所に絞った祇園精舎の鐘の声 品詞分解と、設問で問われやすい決定的なポイントを整理して解説します。

学校の平家物語 テスト対策で確実に満点を取るためには、助動詞の意味と接続、用言の活用形を完全に峻別できるようになっておく必要があります。

① 諸行無常の響きあり
・「響き」:名詞
・「あり」:ラ行変格活用動詞「あり」の終止形。
※ポイント:「響きあり」を「響きがある」と直訳できるかどうかが問われます。

② 盛者必衰の理をあらはす
・「理(ことわり)」:名詞(道理、必然の理屈)
・「を」:格助詞
・「あらはす」:サ行四段活用動詞「あらはす」の終止形(現代語の「現す」「表現する」に相当)。

③ おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし
・「おごれる」:ラ行四段活用動詞「おごる(権勢を振るう、傲慢に振る舞う)」の命令形……ではなく已然形+完了・存続の助動詞「り」の連体形(り・る・れ・れ)。
※最頻出ポイント:「おごれる」の「る」の文法識別は大学入試の超定番です。四段動詞の已然形(エ段音)に接続しているため、この「る」は助動詞「り」の連体形であり、「得意満面になっている人」「栄華を誇っている人」という存続の意味を持ちます。
・「久しからず」:シク活用形容詞「久し」の連用形「久しから」+打消の助動詞「ず」の終止形。
・「ごとし」:比況の助動詞「ごとし」の終止形(〜のようだ)。

④ たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ
・「たけき」:ク活用形容詞「たけし(勇猛だ、勢いが盛んだ)」の連体形。
・「滅びぬ」:バ行上二段活用動詞「滅ぶ」の連用形「滅び」+完了の助動詞「ぬ」の終止形。
※注意ポイント:打消の「ぬ(ずの連体形)」と混同しないこと。「滅び」という連用形に接続しているため、この「ぬ」は完了(ついに滅びてしまった)を表します。
・「ひとへに」:副詞(まったく、ひたすら)。

また、表現技法としては「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」と「娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」、「おごれる人も久しからず…」と「たけき者もつひには滅びぬ…」が見事な対句法(ついくほう)を形成している点も、記述問題の定番解答として記憶しておくべき重要事項です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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