小筆のおろし方は全部ほぐすとNg?何割が正解?プロが教える長持ちの秘訣

小筆のおろし方は全部ほぐすとNg?何割が正解?プロが教える長持ちの秘訣の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

書道用の小筆を初めておろす際、力任せに指で割いたり、爪で強く引っ掻いたりするのは毛切れの原因になります。筆先を傷めずに美しくおろすための基本手順を確認しておきましょう。

ステップ1:ほぐす範囲を決める
まず、おろしたい位置(先端から3分の1程度)を利き手とは逆の指でしっかりとつまんで固定します。根元側に余計な力が加わって糊が崩れるのを防ぐための大切な工程です。

ステップ2:指先で優しく揉みほぐす
固定した位置より先の部分を、親指と人差し指の腹を使ってゆっくりとローリングするように揉んでいきます。パリパリとした糊の感触が解け、毛先が柔らかく広がっていきます。

ステップ3:ぬるま湯で糊を洗い落とす
糊が固くて指だけではほぐれにくい場合や、糊の粉が残るのを防ぎたい場合は、30度前後のぬるま湯を入れた小皿や水差しを用意します。ほぐした穂先の先端部分だけをぬるま湯に浸し、指先で優しく撫でるようにして糊を溶かし出します。このとき、絶対に根元まで水に浸けないよう注意してください。

ステップ4:水分を拭き取り形を整える
ティッシュペーパーや吸水性の高い布の上に筆先を置き、転がすようにして水分を吸い取ります。最後に指先で穂先をスッと真っ直ぐに整えれば、準備完了です。

なお、かな用小筆のおろし方のコツとしては、流れるような連綿(文字の連続)を書くために、一般的な小筆よりもやや深めの「半分程度」まで均一にほぐすと、墨含みと穂先のしなりが絶妙なバランスになります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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