告別式とは?葬儀との違い・参列マナーから最新香典相場まで完全解説
告別式とは?葬儀との違い・参列マナーから最新香典相場まで完全解説について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をお届けします。
経済産業省の特定サービス産業動態統計や葬儀業界の各社レポートによると、2020年代以降、参列者を限定する「家族葬」や「一日葬」の割合は全体の6割〜7割を超え、儀式の規模感は大きく変化しています。これに伴い、参列の判断や弔電の手配、遺族側の挨拶のあり方にも新たな配慮が求められています。
家族葬における告別式の流れと参列判断
家族葬は、遺族・親族やごく親しい知人のみで執り行う形式です。訃報案内に「誠に勝手ながら、葬儀は近親者のみの家族葬にて執り行います」「ご会葬・ご香典・ご供花の儀は固くご辞退申し上げます」といった文言がある場合、親族以外の一般参列者は斎場へ足を運んではいけません。遺族の静かに見送りたいという意思を尊重することが最良の弔意となります。
告別式に参列できない場合の弔電(電報)の送り方
訃報を受けたものの、遠方や健康上の都合で告別式に参列できない場合、弔電を手配します。弔電は告別式前日の夕方(お通夜前)または告別式当日の開式前までに斎場必着で手配するのが原則です。
宛名は喪主名(喪主が不明な場合は「故〇〇様 ご遺族様」)、宛先は葬儀が行われる斎場の住所・会館名を指定します。受取人欄には「〇〇家 告別式気付」と記載すると確実です。
喪主・親族の告別式挨拶文例と忌み言葉の排除
喪主として告別式の最後に行う挨拶は、長時間の演説を避け、参列への感謝と生前の厚誼に対する礼を2〜3分程度で簡潔に述べます。
【喪主挨拶の標準文例】「遺族を代表いたしまして、皆様に一言ご挨拶申し上げます。本日はご多忙の折、また足元の悪い中、亡き父 〇〇の告別式にご会葬賜り、誠にありがとうございました。生前賜りました温かいご厚情に対し、故人に代わりまして深く御礼申し上げます。残された私どもは未熟ではございますが、父の遺志を継ぎ、互いに助け合って前を向いて歩んでいく所存でございます。何卒今後とも、生前と変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。簡単ではございますが、これをもってお礼の言葉とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。」
挨拶や弔電を作成する際は、不幸の連続や再発を連想させる「忌み言葉」(ますます、たびたび、重ね重ね、重々、再び)や、直接的な死の表現(死ぬ、急死、生きていた頃など。それぞれ「ご逝去」「突然のこと」「生前」に言い換える)を厳密に避けるのが作法です。