異国情緒溢れる宇治の萬福寺最新ガイド!明代様式伽藍と絶品普茶料理
異国情緒溢れる宇治の萬福寺最新ガイド!明代様式伽藍と絶品普茶料理の特集記事をご紹介します。役立つ情報が詰まっています。
萬福寺を訪れたなら、必ず体験したいのが「普茶料理(ふちゃりょうり)」だ。普茶とは「あまねく茶を供する」という意味を持ち、隠元禅師が中国から伝えた伝統的な精進料理である。和食の精進料理が引き算の美学とするならば、普茶料理は植物性油脂や胡麻を効果的に使い、豊かな色彩としっかりとした味わいを演出する足し算の美学と言える。
大皿に盛られた料理を4人一卓(四客一卓)で囲み、分け合って食べるスタイルも中国流の温かいもてなしの心を表している。特に名物とされているのが、豆腐や山芋、野菜を用いて肉や魚の見た目と味をリアルに再現した「擬製料理(もどき料理)」だ。見た目の華やかさと一口食べたときの驚き、そして体に優しい素材の旨味が口いっぱいに広がる。季節の旬を盛り込んだ伝統の味覚覚覚は、旅の記憶をより一層鮮やかなものにしてくれるはずだ。