二十四節気七十二候の魅力再発見!2026年カレンダーと暮らしの知恵
二十四節気七十二候の魅力再発見!2026年カレンダーと暮らしの知恵を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。
七十二候の魅力は、自然のささやかな変化を短詩のように表現した美しい言葉の数々にあります。中国伝来の名称を江戸時代の暦学者・渋川春海らが日本の気候に合わせて改訂した「本朝七十二候」は、現代の私たちの暮らしにも見事に調和します。
例えば、立春の初候は東風解凍(はるかぜこおりをとく)と呼ばれ、東から吹く温かい春風が川や池の氷を解かし始める情景を表しています。続く次候は黄鶯睍睆(うぐいすなく)で、山里でウグイスが初音を響かせる頃、末候の魚上氷(うおこおりをいずる)では、割れた氷の隙間から魚が飛び跳ねる様子を描写しています。
七十二候の名称には動植物の活動が数多く登場します。「桃始笑(ももはじめてさく)」「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」など、漢字3〜4文字の中に息づく命の営みは、スマートフォンの画面から少し目を離して周囲を見渡すきっかけを与えてくれます。