3点透視図法で絵が歪む理由とは?失敗しない描き方とプロの構図術
3点透視図法で絵が歪む理由とは?失敗しない描き方とプロの構図術に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
Q1:アイレベルと水平線(地平線)はまったく同じものと考えてよいですか?
A1:屋外の平地や海上を見渡すシーンでは、アイレベル(カメラの高さ)は視覚的に水平線・地平線と完全に一致します。ただし、室内や山間部など水平線が物理的に見えない場所でも、「鑑賞者(カメラ)の目の高さ」を示す仮想の基準線として常に水平線と同じ高さにアイレベルが存在しています。
Q2:消失点をキャンバスのどれくらい外側に置けば不自然な歪みが消えますか?
A2:描きたいシーンの「レンズ設定(画角)」によりますが、標準レンズ(約50mm相当)の自然な見た目を再現したい場合、キャンバスの対角線長さの「約2倍から3倍」以上離れた位置に左右および第3の消失点を配置するのが業界の黄金比とされています。
Q3:キャラクターの立ち絵に少しだけ迫力を出したい時も3点透視を使うべきですか?
A3:キャラクター単体の魅力を際立たせたい場合、全身に強い3点透視をかけると顔やプロポーションが歪み、美観を損ねることがあります。顔から胸部までは歪みの少ないアングルを保ち、手足のパースだけを大きくデフォルメする「嘘パース(広角演出)」を部分的に適用するのが商業イラストの主流テクニックです。