北斗七星は「ひちせい」?読み方の真相と7つの星・観測法完全ガイド

北斗七星は「ひちせい」?読み方の真相と7つの星・観測法完全ガイドの重要なポイントについて、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

北斗七星を形づくる7つの星は、それぞれ固有のアラビア語由来の名前と、古代中国の天文学・道教思想に由来する東洋の名前を持っています。さらに、2等星が6個、3等星が1個という非常に明るく整った構成になっており、夜空の中で抜群の存在感を放ちます。

位置・中国名西洋固有名(バイエル符号)視等級・距離(光年)天文学的特徴と東洋の意味第1星:天枢(てんすう)
道教名:貪狼(どんろう)ドゥーベ(α UMa)1.8等星
約123光年ひしゃくの先端。橙色の巨星。北極星を指し示す指極星の一つ。第2星:天璇(てんせん)
道教名:巨門(こもん)メラク(β UMa)2.4等星
約79光年ひしゃくの底角。白い主系列星。ドゥーベと結ぶ線が北極星への道標となる。第3星:天璣(てんき)
道教名:禄存(ろくそん)フェクダ(γ UMa)2.4等星
約83光年ひしゃくの底の柄側。青白い星。おおぐま座運動星団の中心メンバー。第4星:天権(てんけん)
道教名:文曲(もんこく)メグレズ(δ UMa)3.3等星
約80光年ひしゃくの器と柄の結び目。7星の中で最も暗く、観測の基準星となる。第5星:玉衡(ぎょっこう)
道教名:廉貞(れんちょう)アリオト(ε UMa)1.8等星
約83光年柄の根元。北斗七星の中で実視等級が最も明るい星(変光星)。第6星:開陽(かいよう)
道教名:武曲(ぶきょく)ミザール(ζ UMa)2.2等星
約83光年柄の屈曲部。すぐ横に伴星「アルコル」を従える有名な二重星。第7星:揺光(ようこう)
道教名:破軍(はぐん)アルカイド(η UMa)1.9等星
約104光年柄の先端。青く輝く若い恒星。宇宙空間での固有運動が他星と異なる。

古代中国の天文学では、天球を三垣二十八宿に区分し、北斗七星は天帝の住まう「紫微垣(しびえん)」に属する極めて重要な星象と位置づけられました。ひしゃくの器の部分を「魁(かい)」、柄の部分を「杓(しゃく)」と呼び、天下の秩序を司る象徴として崇敬されてきた歴史があります。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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