ライオンズマンション歌舞伎町A棟の事件の真相と治安を独自調査

今注目を集めている ライオンズマンション歌舞伎町A棟の事件の真相と治安を独自調査について、多角的な視点をご紹介しています。

ライオンズマンション歌舞伎町が竣工したのは、日本の不動産開発が猛烈な勢いを見せていた1980年前後。大手デベロッパーであった大京観光(現・大京)が全国にライオンズマンションブランドを急拡大させていた時期にあたります。赤茶色の特徴的なタイル外観は、当時の高級分譲マンションのステータスシンボルでした。

半世紀近い歴史を経て、現在浮上しているのが「マンションの老朽化と建て替え問題」です。2020年代以降、東京都および新宿区は歌舞伎町エリアの再開発・都市再生を強力に推進していますが、当物件を含む区分所有マンションの建て替えには幾重もの壁が立ちはだかっています。

区分所有法に基づく建て替え決議には所有者の5分の4以上の賛成が必要ですが、本物件のようにオーナーの大半が賃貸に出している投資用マンションでは、所有者の高齢化や連絡不能、投資回収の優先など利害関係が複雑化します。そのため、近い将来における即座の建て替え解体というよりは、大規模修繕や給排水管の更新を繰り返しながら延命を図るシナリオが現実的とみられています。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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