新座市に囲まれた練馬区西大泉町!なぜ編入せず東京のままなのか
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地図アプリで東京都練馬区の北西端を辿っていくと、練馬区本体からおよそ100メートルほど離れた埼玉県新座市片山3丁目の住宅街の中に、ぽつんと取り残された奇妙な区画が見つかります。ここが全国の境界線ファンや地図マニアの間で広く知られる練馬区西大泉町1179番地です。
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西大泉町の特徴は、町域全体が一つの番地(1179番地)の枝番だけで成り立っている点にあります。面積はわずか約1,800平方メートルほどで、テニスコート数面分ほどの広さしかありません。この極小エリアに十数世帯、およそ30〜40人の住民が暮らしています。
現地を歩いてみても、周囲の新座市の街並みと景観上の区別はほとんどつきません。しかし、電柱のプレートや各住宅の玄関先にある住居表示板には、はっきりと「東京都練馬区西大泉町」の文字が刻まれています。一歩道路を跨げば埼玉県新座市、もう一歩踏み出せば東京都練馬区という、日常の中に県境が入り組む特異な空間が形成されています。