生後6ヶ月の睡眠時間はなぜ乱れる?夜泣き急増の真相と理想スケジュール

生後6ヶ月の睡眠時間はなぜ乱れる?夜泣き急増の真相と理想スケジュールとはどんな影響があるのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

米国睡眠医学会(AASM)や日本小児保健協会の調査基準に基づくと、生後6ヶ月の赤ちゃんの推奨睡眠時間は1日合計12〜14時間です。このうち夜間のまとまった睡眠が10〜11時間程度、日中の昼寝が合計2〜3時間程度という配分が最も標準的なプロファイルとされています。

生後6ヶ月の睡眠における最大の特徴は、「朝寝・昼寝・夕寝」の3回昼寝から、夕寝が抜けて2回昼寝へと移行する過渡期にある点です。この時期の赤ちゃんが無理なく起きていられる限界の長さである「覚醒可能時間(活動時間)」は、およそ2時間から2時間30分程度。この限界を超えて起き続けてしまうと、副腎皮質から興奮性ホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌され、いわゆる「疲れすぎ」の状態に陥り、かえって寝つきが悪くなったり夜間の頻繁な覚醒を誘発します。

項目生後6ヶ月の基準データ生後3〜5ヶ月との比較編集部の臨床的見解1日の総睡眠時間12〜14時間14〜16時間(徐々に減少)極端な個人差があり、機嫌よく機敏に遊んでいれば11時間台でも過度な懸念は不要。夜間睡眠時間約10〜11時間8〜10時間(授乳頻度高い)体内時計の基礎が完成し、夜間にメラトニン分泌が集中する構造が整う。昼寝の回数と合計時間2〜3回(合計2.5〜3.5時間)3〜4回(合計4〜5時間)夕寝が長引くと夜の就寝時刻が後退するため、17時前には起床させるのが鉄則。1回の覚醒持続時間約2時間〜2時間30分1時間15分〜1時間45分起きてから2時間を経過したら、あくび等の眠気サインを見逃さず寝室へ誘導すべき。夜間授乳の回数目安1〜2回(個人差大)2〜4回栄養摂取目的から、安心感を得るための「入眠の癖」へ変質しやすい時期。

日中の昼寝の配分としては、午前寝を45分〜1時間、昼食後の午後寝を1時間30分〜2時間、夕寝を30分以内にとどめる配分が最も安定します。夕寝を無理に長く取らせてしまうと、就寝時のメラトニンの立ち上がりが阻害され、就寝時間が21時以降へとズレ込む原因となります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest