4月23日は何の日?記念日の意外な真相と豪華芸能人・運勢を徹底解剖
4月23日は何の日?記念日の意外な真相と豪華芸能人・運勢を徹底解剖とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
4月23日を語る上で欠かせないのが、世界中で祝福される「サン・ジョルディの日」と「世界図書・著作権デー」、そして麦酒愛好家が沸き立つ「地ビールの日」の存在です。なぜこれほど多様なテーマが同じ日付に集中しているのか、その背景には歴史の偶然と必然が複雑に絡み合っています。
「サン・ジョルディの日」は、スペイン・カタルーニャ地方の守護聖人である聖ゲオルギオス(カタルーニャ語でサン・ジョルディ)の殉教伝説に由来します。竜を退治し、王女を救った聖人の血から咲いた赤いバラを贈ったというロマンチックな騎士道物語が起源です。カタルーニャでは古くから、男性は女性にバラを贈り、女性は男性に本を贈って互いの敬意と愛を確かめ合う風習が根付いてきました。日本においても1986年に日本書店組合連合会などが普及活動を開始し、現在では出版業界と生花業界を横断する一大プロモーションとして定着しています。
一方、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が1995年のパリ総会で定めたのが「世界図書・著作権デー(世界本の日)」です。この日付が選ばれた最大の理由は、世界文学の巨人であるウィリアム・シェイクスピアと、『ドン・キホーテ』の著者ミゲル・デ・セルバンテスの二人が、奇しくも1616年4月23日に没したと記録されている点にあります。さらに日本では子どもの読書活動の推進に関する法律に基づき、同日が「子ども読書の日」に指定され、全国の図書館や教育現場で読書推進キャンペーンが展開されます。
知的な彩りに満ちた一日のもう一つの顔が、一般社団法人日本地ビール協会(現・クラフトビール協会)が1999年に制定した「地ビールの日(ビールの日)」です。西暦1516年4月23日、バイエルン公ヴィルヘルム4世が制定した「ビール純粋令(Reinheitsgebot)」に端を発します。「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」と定めたこの法は、食品の安全基準を定めた世界最古の法律の一つとして知られ、現在もドイツビール、そして世界のクラフトビール醸造者たちが指針とする品質の原点です。