グリーンネイルは自然治癒する?放置厳禁の理由と皮膚科の治療法を徹底解説!
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爪が緑色や黒緑色に変色する主たるグリーンネイルの原因は緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)という細菌の増殖です。世間では「爪にカビが生えた」と表現される場面が多々ありますが、緑膿菌は真菌(カビ)ではなく、水回りや土壌、ヒトの腸内など身の回りに普遍的に存在する常在細菌(グラム陰性桿菌)の一種です。
緑膿菌そのものが緑色をしているわけではありません。菌が代謝・増殖する過程で産生する「ピオシアニン(青緑色色素)」や「ピオベルジン(黄緑色蛍光色素)」という代謝色素が爪甲に沈着することで、肉眼で鮮明な緑色として観察されます。
健康で乾燥した爪の上では緑膿菌が異常増殖することはありません。発症の最大の引き金は、ジェルネイルの浮きとカビと誤認される湿潤環境の形成にあります。施術から3〜4週間が経過してジェルと自爪の間にわずかな隙間(リフト)が生じると、手洗いや入浴、家事によって水分が侵入します。ジェルという密閉シールドの下で水分が蒸発できず、体温によって適度な温度が保たれる結果、緑膿菌にとって格好の培養温室が完成してしまうのです。