胃が痛い時、病院は何科?見逃すと危険なサイン5つを徹底解説
胃が痛い時、病院は何科?見逃すと危険なサイン5つを徹底解説に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
胃の痛みの中には、数時間から数分の遅れが命取りになる緊急疾患が隠れています。「夜間だから朝まで待とう」と我慢した結果、腹膜炎やショック状態に陥るケースは救急現場でも後を絶ちません。以下に該当するサインが見られた場合は、躊躇せず119番通報で救急車を要請してください。
特に危険視されるのが、「お腹が板のようにカチカチに硬くなり、少し触れただけでも飛び上がるほどの激痛がある」状態です。これは胃潰瘍や十二指腸潰瘍が悪化して消化管の壁に穴が開く「消化管穿孔(せんこう)」を起こし、胃液や内容物が腹腔内に漏れ出して汎発性腹膜炎を発症しているサインです。緊急手術が必要となる極めて危険な病態です。
また、出血に関するサインも見逃せません。コーヒーの残りかすのような黒褐色の液体を吐く(吐血)、あるいは海苔の佃煮のように真っ黒で異臭のする便(タール便・黒色便)が出た場合、胃や十二指腸から大量出血が起きている証拠です。血圧低下や意識の混濁、冷や汗、立ちくらみを伴う場合は、出血性ショックを起こすリスクがあります。
さらに注意が必要なのが、「胃のあたりだけでなく背中や肩にも激痛が広がる」ケースです。みぞおちから背中を突き抜けるような強い痛みは、急性膵炎や大動脈解離、胆石発作の典型症状です。加えて、心筋梗塞の前兆や発症時にも、胸ではなく「みぞおちの圧迫感・締め付けられるような胃痛」として自覚されることがあり、高齢者や糖尿病患者では痛みが曖昧に出る傾向があるため細心の警戒が求められます。
「救急車を呼ぶべきか判断がつかない」という夜間・休日の救急対応では、全国共通の救急安心センター事業(#7119)や、子どもの場合は子ども医療電話相談(#8000)にダイヤルすることで、常駐の看護師や医師から受診の緊急度について直接アドバイスを受けることが可能です。