日本の株式市場を動かす影の主役!伝説の仕手筋と最新手口を追う
日本の株式市場を動かす影の主役!伝説の仕手筋と最新手口を追うにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
こうした市場の不正に対して、規制当局も手を出さずに拱手傍観しているわけではない。金融庁の下に置かれた証券取引等監視委員会(SESC)は、売買データのリアルタイム解析とAIを用いた異常取引検知システムをフル稼働させている。
追跡の手がかりとなる重要なツールの一つが、有価証券報告書等の開示書類閲覧システム「EDINET」だ。株券等の大量保有報告制度、いわゆる「5%ルール」に基づき、提出された大量保有報告書や変更報告書から、裏で動く資金の出処や実質株主の系譜が白日の下に晒される。
監視委員会の関係者が明かす裏情報によれば、名義貸し口座や海外ファンドを経由した迂回投資であっても、資金流出入のネットワーク解析によって、最終的な受益者に辿り着く精度は格段に向上しているという。市場の裏でコソコソと動く不穏な資金は、当局の監視網に着実に捕捉されている。