Aqua Timez「虹」歌詞の意味と背景|ごくせん主題歌の真相
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Aqua Timezの通算6枚目のシングルとして世に出た『虹』の発売日は2008年5月8日。仲間由紀恵主演の大ヒットドラマ『ごくせん』第3シリーズの主題歌に抜擢され、オリコンシングルチャートでは2週連続1位を獲得、当時の音楽配信チャートでも数々の新記録を樹立しました。着うた・フル配信を合算したダウンロード数は200万DLを突破し、着うた配信開始からわずか数日でミリオンを達成するなど、当時の配信黎明期における金字塔となっています。
『ごくせん』シリーズといえば、歴代の主題歌がドラマの世界観と密接に結びつき、いずれも時代を代表するヒットナンバーとなってきました。第1シリーズ(2002年)のV6『Feel your breeze』が爽やかな青春の疾走感を、第2シリーズ(2005年)のD-51『NO MORE CRY』が拳を突き上げるような熱気と前進を描いたのに対し、第3シリーズを担当したAqua Timezに課されたのは「傷つき、迷いながらも仲間と共に立ち上がる少年の内面的な成長」を描き出すことでした。
制作当時、作詞・作曲を手掛けた太志は、ドラマ制作陣からの「とにかくストレートに届く楽曲を」という熱烈なリクエストを受けつつも、彼自身の根底にある「弱者への眼差し」を一切妥協しませんでした。ただ単に「強くなれ」「前を向け」と叱咤激励するのではなく、つまずいて地面を見つめている人と同じ目線までしゃがみ込む姿勢。このブレない哲学が、社会現象と呼ばれるほどの共感を呼ぶ原動力となったのです。