宝塚史上最大の悲劇・香月弘美の舞台事故の真相と現在に続く教訓

宝塚史上最大の悲劇・香月弘美の舞台事故の真相と現在に続く教訓にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

この未曾有の舞台事故において、直前まで同じステージに立ち、奈落で変わり果てた姿を発見したのが、同期(44期生)であり後に男役スターとして活躍した松島三那子でした。

当時の特番インタビューや関係者の手記によると、松島三那子は出番を終えて奈落の早替わり部屋へ向かう通路で、異様な衝撃音と機械の軋みを聞いたと証言しています。直後に奈落の暗がりで目撃した光景は、言語を絶するものでした。衣装の裾が装置に巻き込まれたまま、胴体を切断された香月弘美が倒れており、松島三那子は錯乱状態の中で必死に駆け寄り、その名を叫び続けたと振り返っています。

当時、客席側ではオーケストラの演奏が続けられており、観客の多くは舞台奥で何が起きたのか瞬時には把握できませんでした。しかし、舞台袖から異様な叫び声が上がり、緞帳(どんちょう)が不自然なタイミングで降ろされたことで、場内は騒然となりました。華麗なレビューの裏で繰り広げられたあまりにも残酷な現実劇は、劇団関係者の心に深いトラウマを刻み込むことになりました。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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