漆の木に触るとどうなる?危険な症状と見分け方・伐採駆除の全知識

漆の木に触るとどうなる?危険な症状と見分け方・伐採駆除の全知識について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。

ウルシ科の植物は、秋になると他の樹木に先駆けて真っ先に鮮やかな赤や黄色へと色づきます。紅葉の時期は9月下旬から11月上旬頃で、山肌を鮮烈に染め上げるため遠目には非常に美しい景観を作り出します。しかし、落ち葉にもウルシオールは残存しているため、美しいからといって拾い集めたり素手で触ったりするのは極めて危険です。

一方で、漆の木は古来より日本の工芸文化を支えてきた重要な資源です。岩手県二戸市浄法寺町などを代表とする産地では、現在も初夏から秋にかけて「漆掻き(うるしかき)」と呼ばれる伝統的な樹液採取が行われています。

熟練の職人(漆掻き職人)が幹に特殊な刃物で傷を入れ、木が身を守るために分泌するわずかな乳白色の樹液を丁寧にすくい取ります。1本の成木からシーズン全体で採取できる漆の量はわずか200グラム程度(牛乳瓶1本分ほど)とされ、貴重な国産天然塗料として国宝や重要文化財の修復、高級漆器に活用されています。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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