Bsを見るには何が必要?アンテナなし視聴法や費用・裏ワザを徹底解説
Bsを見るには何が必要?アンテナなし視聴法や費用・裏ワザを徹底解説について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
「分波器を正しく繋いだはずなのに画面にE202というエラーが出る」「昨日まで綺麗に映っていたBSだけが突然消えた」。こうしたトラブルに直面した際、多くのユーザーはテレビの故障を疑いますが、アンテナ工事の現場技術者への取材によると、その原因の約8割は配線と周辺機器の初歩的なミスに起因しています。
原因1:分波器と「分配器」の取り違え
現場で最も頻繁に遭遇するのが、分波器(セパレーター)と分配器(スプリッター)を混同して購入・配線しているケースです。分配器は1つの信号を同じ周波数のまま「テレビ2台分」に2つに分ける機器であり、信号を周波数帯(地上波とBS/CS)ごとに選別する回路を持っていません。混合端子から分配器を通してテレビの各端子に挿しても、十分な信号強度が確保されずエラーを引き起こす典型例となっています。機器の表面に「分波器(地デジ/BS・CS)」と明記されているかを必ず確認してください。
原因2:アンテナ電源(給電設定)のオフ
個別パラボラアンテナを設置している世帯で多発するのが、テレビ側からの「電源供給不足」です。パラボラアンテナの中心部にある電波変換コンバーターは、テレビやレコーダー本体からアンテナケーブルを通じて送られる微弱な直流電流(DC15V)によって動作しています。テレビの設定メニュー内にある「アンテナ設定」や「BS・CSアンテナ電源」の項目が「切」になっていると、アンテナが機能せず受信レベルはゼロのままになります。ここを「入」または「連動」に切り替えるだけで、一瞬にして鮮明な映像が復帰するケースが後を絶ちません。
原因3:気象条件による「降雨減衰」とミリ単位の角度ズレ
BS放送で使用される電波は、波長が非常に短い12GHz帯のマイクロ波(センチメートル波)です。この周波数帯の特性上、上空に猛烈な雨雲(積乱雲)が立ち込めたり大粒の豪雨や湿った大雪が降ったりすると、雨粒によって電波が激しく散乱・吸収され、一時的に受信強度が低下する降雨減衰が発生します。これは自然現象であり、故障ではありません。しかし、天候が回復しても受信強度が戻らない場合は、強風によってアンテナの仰角・方位角がわずか1度〜2度ズレてしまった可能性を疑う必要があります。衛星放送の受信は極めてシビアであり、南西方向の空(午後2時前後に太陽が見える方角)に対するミリ単位のズレが受信不能に直結します。