竹葉石膏湯の効果と麦門冬湯の違い|長引く咳や熱中症への真相
竹葉石膏湯の効果と麦門冬湯の違い|長引く咳や熱中症への真相にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
現在、医療現場で竹葉石膏湯の処方が目立っている領域がコロナ後遺症の咳と熱中症や脱水症状の回復期です。
新型コロナウイルス感染症などの急性期を過ぎた後、ウイルス自体は排除されたにもかかわらず、気道の炎症や自律神経の乱れから「胸に熱がこもった感じがして咳が止まらない」「夜間に喉がカラカラに乾いて目が覚める」と訴える患者が後を絶ちません。竹葉石膏湯は、失われた水分(陰)とエネルギー(気)を補いながら微細な炎症熱を鎮静化させるため、後遺症外来でも重宝されています。
また、夏の猛暑による熱中症や脱水からの立ち直りにも理にかなっています。急激な発汗で体液とミネラルが失われ、点滴などで急性期の危険を脱したものの、倦怠感や口の渇き、食欲不振が続く「夏バテの重症型」に対しても、粳米や人参の滋養作用が胃腸を保護しながら速やかな体力回復を後押しします。