生理前に体重が増えるのはなぜ?2〜3Kg太る真相と戻る時期を徹底解説
生理前に体重が増えるのはなぜ?2〜3Kg太る真相と戻る時期を徹底解説とは一体何なのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
ダイエットに励んでいる最中、突如として体重が1〜3kg跳ね上がる現象に直面すると、誰しもパニックに陥りがちです。しかし、この短期間で純粋な体脂肪が数キロ単位で増えることは生理学的にほぼあり得ません。1kgの脂肪を増やすには約7,200kcalの余剰エネルギーが必要であり、普段通りの生活を送っていればまず不可能です。
では、なぜ体重計の針は非情にも右に振れてしまうのでしょうか。その主犯は、排卵後から生理直前にかけて急激に分泌量が増加する女性ホルモン「プロゲステロン(黄体ホルモン)」です。プロゲステロンには、妊娠を成立・維持させるために母体に栄養や水分を抱え込ませる強力な働きがあります。腎臓でのナトリウム再吸収を促すため、体内の細胞外液が増加し、全身が水分をスポンジのように吸収した状態になります。
これが、いわゆる黄体期のむくみです。さらに、この時期は自律神経の乱れや腸の蠕動(ぜんどう)運動の低下も重なり、便秘に悩まされるケースが多発します。溜め込まれた水分と排出されない便の重さが合算されることで、一時的に2〜3kgの体重増加が引き起こされます。