世界一人口が多い国はインド!中国陥落の真相と最新順位【2026】
世界一人口が多い国はインド!中国陥落の真相と最新順位【2026】の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
中国と対照的に、世界一へ駆け上がったインドを力強く後押ししているのが人口ボーナス期です。人口ボーナス期とは、働く世代(15〜64歳の生産年齢人口)の割合が子どもの世代や高齢者の割合を大きく上回り、経済成長が加速しやすい黄金期を指します。
インドの年齢中央値は約28歳と極めて若く、労働力人口の豊富さはIT産業や巨大なデジタルスタートアップ群、さらにはグローバル製造業の誘致において強力な武器となっています。英語を操る優秀なエンジニア層が世界的大企業のトップを席巻する一方、約14億6,000万人の旺盛な個人消費は巨大な内需市場を作り出しています。
しかし、ジャーナリズムの視点で見落としてはならないのは、インドが抱える強烈な「影」の側面です。現地エコノミストや労働団体の報告によると、毎年約1,000万人以上が労働市場に新規参入するものの、その受け皿となる正規雇用の創出が全く追いついていません。
バンガロールの求職プラットフォームに集う大卒青年は、SNS上でこう告白しています。
「何百社に応募しても返信すら来ない。大学を出ても、デリバリー配達員やバイクタクシーの非正規労働で日銭を稼ぐ仲間が無数にいる。若者が多いことは国の誇りかもしれないが、現場の僕たちにとっては生き残りをかけた椅子取りゲームだ」
さらに、女性の労働力参加率が約25〜30%程度と新興国のなかでも極めて低い点や、北部と南部の経済格差など、人口の多さを真の経済成長へと転換するためのインフラ整備と制度改革は待ったなしの状況です。