本当の自分がわからない原因とは?他人軸の疲れを解消し自分軸を取り戻す心理学
本当の自分がわからない原因とは?他人軸の疲れを解消し自分軸を取り戻す心理学に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
心理学者のエリク・H・エリクソンが提唱した概念に「アイデンティティ(自己同一性)」があります。青年期から成人期にかけて自分が何者であり、どのような価値観を持って生きるかという一貫した感覚を育むことが求められますが、このプロセスが滞ると自己同一性の拡散と呼ばれる状態に陥ります。自分がどこに向かっているのか、何に価値を見出せばよいのかが掴めなくなる現象です。
さらに臨床現場で注目されるのが、仮面性適応の心理です。これは、内心では強いストレスや葛藤を抱えながらも、外面では「明るく優秀な人物」「誰にでも優しい人」という仮面(ペルソナ)を完璧につけこなして社会適応してしまう状態を指します。周囲からの評価は高いため問題が表面化しにくい反面、本人の内面では「演じている自分」と「素の自分」のギャップが広がり続け、本当の自分がわからない心理学的な背景として極めて根深い影響を及ぼします。