貴乃花と武蔵丸の激闘録!2001年伝説の決定戦と現在の関係

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ネット上の掲示板やSNSでは、2001年夏場所の決定戦について「武蔵丸が貴乃花の壊れた右膝をあえて攻めなかった」「武蔵丸の優しさが敗因だった」という美談がしばしば語られます。しかし、これは実態を正確に捉えているとは言えません。

大相撲取材を長年続けた相撲記者たちの記録や公式映像の解析によれば、武蔵丸の相撲スタイルはもともと相手の弱点を小細工で狙うようなものではなく、「正面からの強烈な突き押しと、胸を合わせた際のスローイング(強引な寄り)」という王道の相撲でした。武蔵丸は決定戦でもいつも通り自分の型である真っ向勝負を挑んだのであり、「手加減をした」わけではありません。

むしろ真相は、手負いの貴乃花が放った「捨て身の立合い」にありました。貴乃花は痛む右足をかばうのではなく、最初の一歩で武蔵丸の懐に飛び込み、武蔵丸の重い腕を封じる策に出ました。武蔵丸自身も後年、メディアの対談で「マル(武蔵丸の愛称)は手加減なんてしていないよ。貴乃花が強かった。あいつの気迫が凄すぎて、逆にこっちが呑まれてしまったんだ」と率直に認めています。不必要な美談で飾るまでもなく、本気と本気がぶつかり合った結果の劇的結末だったのです。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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