大人たちの「母乳消費」が急増する異様な背景——筋肉、アンチエイジング、そしてネット闇取引の危険な罠

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大人の個人的な自己満足や筋トレブームのために母乳が買い占められる現象は、人道的な倫理問題へと発展している。本来、ドナーから提供される母乳(ドナーミルク)は、早産児や極低出生体重児、あるいは母親の病気などで授乳が困難な新生児の命を繋ぐための極めて貴重な医療資源だ。

大人が高値で買い漁ることにより、裏市場での価格が不当に釣り上がり、本当に母乳を必要としている小児医療現場や貧困層の母親へ届かなくなるという深刻な弊害が生じている。日本国内の母乳バンク関係者も、「大人の個人的な目的での取引は、生命維持を必要とする赤ん坊から栄養を奪う行為に等しい」と強く憤りを表明している。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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