美容室のシャンプー台で首が痛い真相は?種類別の違いと最新動向を徹底解説
美容室のシャンプー台で首が痛い真相は?種類別の違いと最新動向を徹底解説とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
サロンで使用される洗髪設備は、アプローチ方式によって大きく「サイドシャンプー」と「バックシャンプー」の2系統に分かれます。どちらのタイプを採用しているかによって、利用客の首にかかる負担と体勢は根本から異なります。
昭和から平成にかけて日本の美容室でデファクトスタンダードだったサイドシャンプーは、施術者が客の横に立ち、片手で頭部を抱え抱えるようにして洗う方式です。洗髪ボウルが小さめに設計されており、背もたれが45度〜60度程度までしか倒れません。そのため、客は顎を突き出し、首を後ろへ強く反らせる姿勢を強いられます。洗髪スペースが狭い店舗でも導入しやすい反面、頭部の重量を首の1点で支える構造になりがちで、「首が痛い」「首の後ろが圧迫されて苦しい」という不満の温床となってきました。
一方、現在主流となっているバックシャンプー(リアシャンプー)は、施術者が客の頭部後方に回り込んで洗髪を行います。背もたれが深く倒れるリクライニング機構を備えており、首だけでなく後頭部全体を広く受け止めるボウル形状が特徴です。頸椎が自然なカーブを保ったまま仰向けになれるため、血管の圧迫が大幅に軽減されます。水流が首元に回り込みにくく、フェイスガーゼを濡らしにくい点も、利用客のリラクゼーション向上に寄与しています。