犬に桃を与えても大丈夫?獣医師が警告する種と皮の危険性と適量ガイド
犬に桃を与えても大丈夫?獣医師が警告する種と皮の危険性と適量ガイドとは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
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おやつとして与える果物の総量は、犬が1日に必要とする総エネルギー量(DER)の10%以下、消化器官への負担を考慮するなら「5%以下」に抑えるのが獣医学的な鉄則です。桃は水分が多い反面、100gあたり約38〜40kcalの糖質(主に果糖やショ糖)を含んでいます。
以下の比較表は、家庭犬の一般的な体重区分に応じた1日あたりの「安全給餌上限値」と、注意すべきリスク指標を整理したものです。
犬の体格区分(体重の目安)1日の安全給餌量(果肉のみ)種の誤飲リスク度編集部の見解・臨床指導上の注意点超小型犬
(チワワ、トイプードル等/〜3kg未満)小さじ1杯程度(約5〜10g)
薄いスライス1片の半分極めて危険(即時閉塞)喉や食道に詰まらせるリスクも大。すりおろすか、5mm以下の微細なみじん切りが必須。小型犬
(柴犬、Mダックス等/3〜10kg未満)15〜20g程度
くし形切り(8等分)の約4分の1極めて危険(小腸閉塞)種を丸呑みできる口のサイズ感であり、最も事故事例が多いゾーン。1cm角以下に細分化して給餌。中型犬
(ボーダーコリー等/10〜20kg未満)25〜35g程度
くし形切り(8等分)の約半分高危険(幽門・十二指腸閉塞)咬まずに飲み込む癖のある個体は要注意。大きな塊のまま与えると胃内滞留時間が長引く。大型犬
(ゴールデン等/20kg以上)40〜50g程度
くし形切り(8等分)の約1片危険(胃内滞留・腸管嵌頓)体が大きくても丸呑みされた種は自然排出されないケースが多数。テーブル上の丸ごと放置は厳禁。
表の数値はあくまで「健康な成犬」における最大許容量の目安です。初めて口にさせる際は、アレルギー反応の有無を確かめるため、上記分量に関わらず「小指の爪ほどの微量」から試すのが大原則となります。