鳥の名前の漢字はなぜ難しい?難読一覧と由来の真相を徹底解説
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漢字の部首である「鳥(とり・とりへん)」を持つ漢字を分析すると、古代の漢字創出者たちがどのような観察眼を持っていたのかが浮かび上がってきます。鳥へんの漢字は大きく分けて3つの形成パターンに分類されます。
第1は、鳴き声の擬音を偏(へん)や旁(つくり)に当てた「形声文字」です。「鴨(カモ)」は「甲(カンカンと甲高い声)」と「鳥」を合わせ、「鳰(カイツブリ)」は水に入る鳥としての国字(日本で作られた漢字)ですが、「鳩(ハト)」は「九(クウクウと鳴く声)」に「鳥」を合わせたものとされています。カラスを意味する「烏」に目が描かれていない(黒くて瞳が見えないため一本線が省かれた)象形文字とは対照的に、聴覚情報を文字化した例です。
第2は、行動や生態の特徴を写し取った文字です。「鶺鴒(セキレイ)」の「鶺」は背骨やすじを意味し、背筋をピンと伸ばして長い尾を上下に激しく振る動作から名付けられました。また、「鵜(ウ)」は「弟(順序よく従う)」に由来し、鵜飼いで人間によく馴れ従う性質を捉えたとされています。
第3は、獲物を捕らえる性質や鋭さを表す文字です。タカ科の「鷹(タカ)」は「まだれ(家・小屋)」と「イ(人)」、「隹(ふるとり=小鳥)」を組み合わせ、人が手なずけて鳥を狩らせる鷹狩りの情景を表しています。