ベタの尾ぐされ病を治す!ヒレが溶ける原因と塩浴・薬浴の全手順
ベタの尾ぐされ病を治す!ヒレが溶ける原因と塩浴・薬浴の全手順の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
症状を確認したら、迷わず専用の隔離容器(トリートメントタンク)へ移して治療を開始します。本水槽に直接投薬すると、ろ過バクテリアが全滅し水質崩壊を招くためです。
1. 正しい塩浴の作り方と初期対応
ベタの尾ぐされ病における塩浴の作り方は、正確な計量が命です。飼育水1リットルに対して5gの天然塩(または精製塩)を溶かし、0.5%濃度の食塩水を作ります。一度に投入せず、数時間かけて徐々に濃度を合わせるのがショックを防ぐ鉄則です。塩浴期間中は水温を26〜28度の安定した環境に保ち、ヒーターで保温します。
2. 進行時のおすすめ薬浴手順
塩浴で2〜3日経過しても症状が改善しない場合や、すでにヒレが激しく裂けている場合は、ベタの尾ぐされ病におすすめの薬浴へ即座に移行します。カラムナリス菌に冒されたベタの治療では、グリーンFゴールド顆粒または観パラDを第一選択とします。
グリーンFゴールド顆粒の使い方における最大の関門は、小型容器に対する微量計量です。1包(2g)は通常水32〜40L用であるため、2L前後の小型容器で治療する場合は、あらかじめ500mlのペットボトルに1包を溶かして「原液」を作り、そこからスポイトや計量カップで必要量を割り出して点滴投与する方法が安全です。重篤な症状でエルバージュエースの薬浴を行う際も同様に、規定量の半分から徐々に慣らす慎重さが求められます。
3. 薬浴・塩浴中の水換え頻度
治療中の容器はろ過フィルターを稼働させないことが多いため、アンモニア中毒を防ぐ管理が必須となります。ベタの尾ぐされ病治療時の水換え頻度は、1〜2日に1回、全量または半量の水換えが推奨されます。新しく注入する水も、あらかじめ同濃度の薬液・塩分濃度・同一水温に調整した「新薬液」を用意して交換してください。