【徹底解説】職務給制度とは?年功序列の終焉で給料はどう変わる?
【徹底解説】職務給制度とは?年功序列の終焉で給料はどう変わる?の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。
日本のビジネスパーソンが最も混乱しやすいのが、従来の「職能給」と「職務給」の根本的な違いだ。従来の職能給は「人(従業員)の潜在能力や勤続年数」に対して給料が支払われていた。極端に言えば、同じ役職で同じ業務をこなしていても、社歴が長い50代社員の方が20代社員より遥かに高い基本給を受け取る構造が当たり前だった。
これに対し、職務給は徹底して「仕事(職務)」に値札をつける。職務の難易度、市場価値、生み出すビジネスインパクトによって給料の上限と下限が厳密に定まる。したがって、どんなに社歴が長くても難易度の低い職務に就いていれば給料は上がらない。逆に、若手であっても高度なプロジェクトマネジメントや先端技術の職務を担えば、即座に高い報酬が約束される。「人間につく給料」から「仕事につく給料」へのコペルニクス的転換である。