寝起きに頭が痛い原因とは?危険な病気サインと今すぐ試せる治し方

寝起きに頭が痛い原因とは?危険な病気サインと今すぐ試せる治し方に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

目が覚めた瞬間から頭痛に苛まれる背景には、睡眠中の体内環境の急激な変化があります。就寝中は意識的に水分を摂ることができず、呼吸や発汗によって約500ml以上の水分が失われるため、血流が滞りやすい状態に陥ります。さらに朝方は自律神経が副交感神経から交感神経へと切り替わるタイミングであり、急激な血管の収縮や血圧変動が起こりやすい時間帯です。

なかでも見逃せない代表的な要因が睡眠時無呼吸症候群(SAS)による頭痛です。睡眠中に気道が塞がり無呼吸が繰り返されると、血中の酸素濃度が低下する一方で二酸化炭素濃度が急上昇します。体内に滞留した二酸化炭素を排出しようとして脳の血管が過剰に拡張し、起床時にズキズキとした血管性頭痛を引き起こす仕組みです。日本睡眠学会などの調査でも、SAS患者の約15〜20%が起床時の慢性的な頭痛を自覚していると報告されています。「しっかり寝たはずなのに頭が重い」「いびきを指摘される」という場合、真っ先に疑うべき病態です。

また、早朝高血圧も寝起き頭痛の主要因に挙げられます。通常、睡眠中は血圧が低下しますが、何らかの異常で早朝に急激に跳ね上がるタイプ(モーニングサージ)では、脳血管への圧力が高まり、特に後頭部を中心とした重苦しい痛みを誘発します。日中の健診で血圧が正常であっても、家庭用血圧計で測ると朝だけ著しく高いケースがあるため注意を要します。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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