バイクのナンバープレート新基準の罠|排気量別の色と再発行の全真相
バイクのナンバープレート新基準の罠|排気量別の色と再発行の全真相の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
SNSやネット掲示板、知恵袋などの二輪コミュニティでは、ナンバープレートに関するリアルなトラブル事例が日々投稿されています。現場取材やライダーからの証言を精査すると、法改正の趣旨を知りながらも「少しの油断」で検挙されるパターンが浮き彫りになってきます。
「ツーリング先の道の駅近くで一斉取り締まりがあり、フェンダーレスをつけていた友人が呼び止められました。角度チェッカーのような器具を当てられ、計測値が『上向き43度』で規定の40度を3度超えていると指摘され、その場で違反切符を切られていました。肉眼では40度も43度もほとんど見分けがつかないのに、容赦ない実測に驚きました」(都内在住・20代中型バイクオーナー)
このように、近年の交通取り締まりでは警察官が専用の角度計測用アングルゲージを携帯し、数値に基づいた厳密な判定を行っています。「パッと見で見えれば大丈夫だろう」という甘い推測は通用しません。
また、実態調査で見落としが目立つのが自賠責ステッカー貼り方位置にまつわるトラブルです。自動車損害賠償保障法第9条の3に基づき、車検のない原付や軽二輪(250cc以下)は、自賠責保険(共済)に加入していることを証明する保険標章(ステッカー)をナンバープレートに貼り付けることが法的に義務付けられています。
貼り付け位置は「ナンバープレートの左上部」と明確に定められています。しかし現場では、「文字が見えづらくなるのを嫌って右下に貼った」「プレートホルダーの装飾と干渉するため裏側に貼った」という事例が散見されます。指定以外の位置に貼ったり、そもそも携行・貼付を怠ったりした場合、同法に基づき最高30万円以下の罰金が科されるリスクがあります。さらに、古いステッカーの上に新しいものを何重にも重ねて貼り、走行時の風圧や洗車で剥がれ落ちてしまうケースも後を絶ちません。
一方、近年人気を博しているのがご当地ナンバープレートバイク取得の動きです。市区町村が地域の観光振興やPRを目的に交付するオリジナルデザインのプレートで、名所やアニメキャラクター、名産品を模した変形プレートが多数存在します。しかしここにも盲点があります。プレート自体が波型や雲型など変形しているため、市販のナンバーフレームや保護ベースが綺麗に装着できず、無理に取り付けようとしてプレートの端を削ったり曲げたりしてしまい、違法と判定されるトラブルが多発しているのです。個性を楽しむ際にも、プレートの形状改変は一切許されないという原則を忘れてはなりません。