淀川花火大会2023の有料席完売の真相は?地元民が教える絶景穴場と混雑回避術
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大会当日の最大の関門は、花火が終わった瞬間に訪れます。最寄り駅とアクセス混雑状況は、過去の歴史を振り返っても類を見ないレベルに達しました。阪急電鉄の十三駅では、花火終了直後の20時35分から改札入場規制が発動。ホームへの転落や将棋倒しを防ぐため、駅前広場から伸びた待機列は牛歩状態となり、改札をくぐるまでに最長で90分から120分を要する事態となりました。JR塚本駅も同様に階段下まで大渋滞が続き、駅周辺は警察官や警備員の誘導メガホンが響き渡る異様な緊迫感に包まれました。
これに拍車をかけたのが、淀川周辺全域に敷かれた交通規制と車両通行止め情報です。18時頃から23時頃まで、十三大橋や新御堂筋の一部区間、塚本駅前通りなど広範な道路で車両進入が遮断され、タクシーの迎車や自家用車での送迎は完全に機能不全に陥りました。
この修羅場において、賢明な来場者たちが駆使した混雑回避ルートと帰りの裏ワザが存在します。それは「十三駅や塚本駅に最初から並ばない」という決断です。十三会場から北東へ20分ほど歩き、Osaka Metro御堂筋線の「西中島南方駅」や阪急京都線の「南方駅」へ迂回するルート、あるいは塚本から一駅歩いてJR東西線の「御幣島駅」へ向かうルートを選択した人々は、ほぼ待ち時間ゼロでスムーズに電車へ乗車できました。さらに屈強な層は、十三大橋の規制解除を待ちつつ徒歩で梅田・福島方面へ1時間弱かけて歩き切ることで、終電間際の混乱を鮮やかに回避していたのです。
なお、当日は天候にも恵まれましたが、公式規定における雨天時の開催中止判断と理由も事前に広く共有されていました。大会規程では「雨天決行、荒天中止」とされ、多少の降雨であれば決行されるものの、台風の直撃や「淀川の上流で記録的大雨が降りダム放流により河川敷が冠水・増水する危険」がある場合は、人命保護の観点から即座に中止となる運用基準が定められていました。順延日の設定がない一発勝負のイベントだからこそ、天候リスクへの関心も極めて高い年でした。