コーラは元々胃薬?噂の真相と胃痛時に飲む危険性を徹底究明
コーラは元々胃薬?噂の真相と胃痛時に飲む危険性を徹底究明についての真相をご紹介します。
「過去の歴史だけでなく、今でも病院でコーラが処方されることがある」という噂も、実は一部の消化器内科領域において事実です。それが医学界で報告されている「胃石(いせき)コーラ溶解療法」です。
胃石とは、胃の中で未消化の食物繊維や毛髪などが固まり、結石のようになった状態を指します。特に柿の過剰摂取(渋柿に含まれるシブオールが胃酸と反応して不溶化する「柿胃石」)などが原因として知られています。放置すると胃潰瘍や腸閉塞を引き起こす危険な病態です。
2000年代初頭からギリシャの医療チームをはじめ、国内外の消化器内科から「コーラを大量に胃内へ注入・経口摂取させることで胃石が軟化・溶解し、外科手術や内視鏡破砕を回避できた」という症例論文が相次いで発表されました。コーラが持つ強い酸性度(pH2.5前後)、含まれる炭酸ガスの微細な気泡による物理的破砕作用、さらには重炭酸塩による粘液溶解作用が組み合わさることで、強固な食物の塊を分解すると考えられています。
ただし、これはあくまで厳密な内視鏡診断と医師の管理下で行われる特殊な治療法です。自己判断で胃の不調を感じた際にコーラをガブ飲みしても、胃石以外のトラブルを抱えている場合はかえって病状を悪化させる引き金になります。