Sglt2阻害薬ダイエットの真相|飲むだけで痩せる甘い罠と危険性
話題沸騰中の Sglt2阻害薬ダイエットの真相|飲むだけで痩せる甘い罠と危険性について、多角的な視点をご紹介しています。
医療関係者が最も警戒しているのが、メディカルダイエット危険性の筆頭に挙げられる感染症と代謝異常です。糖を含まないはずの尿が濃厚な砂糖水のような状態になるため、尿道や膀胱、外陰部周辺が細菌や真菌の絶好の温床となります。
特に女性において尿路感染症リスクや性器カンジダ症の発症率は跳ね上がります。軽度の膀胱炎であれば抗生剤で対処可能ですが、放置すると細菌が尿管を伝って腎臓に達し、高熱と激痛を伴う「腎盂腎炎」へと重症化する事例が臨床現場から報告されています。男性であっても亀頭包皮炎を発症するリスクは無視できません。
さらに恐ろしいのが、糖尿病の持病がない健常者が発症する「正常血糖ケトアシドーシス」です。糖が尿から排出され続けると、体内は飢餓状態と錯覚し、脂肪を急激に分解してエネルギーを作ろうとします。その過程で生じるケトン体が血液中に溢れ、血液が酸性に傾くことで、激しい嘔吐、腹痛、意識障害を引き起こし、最悪の場合は命に関わります。「血糖値が正常範囲内であるため発見が遅れやすい」という狡猾な性質を持つ致命的な副作用です。
こうした重大な安全上の懸念があるにもかかわらず、利益優先の自由診療オンライン処方では、血液検査や尿検査を一切行わず、問診票のチェックだけで薬を自宅へ送り届けるクリニックが散見されます。体調急変時のフォロー体制が欠落したビジネスモデルそのものが、深刻な医療事故の温床となっています。