八潮市の道路陥没で運転手死亡の真相|原因と行政責任を徹底追跡

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土木工学の専門家や事故調査委員会が最も有力視している直接の原因は、道路直下に埋設されていた公共下水管の経年劣化による破損です。埋設から数十年が経過したコンクリート製下水管は、下水から発生する硫化水素ガスが酸化して生じる硫酸によって内側から腐食(いわゆるコンクリートの塩害・酸腐食)が進みます。

この腐食によって管の頂部や継ぎ手部分に亀裂が生じると、周囲の土砂が地下水とともに下水管内部へと吸い込まれ始めます。土砂が抜け落ちることで管の上部に「見えない空洞」がじわじわと広がり、路面のアスファルト舗装だけがアーチ効果で辛うじて持ちこたえている危険な状態が作られます。そこへ重量のあるトラックの輪荷重が加わったことで、一気に耐力を失い大崩落を引き起こしたメカニズムです。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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