ピアスを開けた日のお風呂は入って平気?湯船Ngの真相と正しいケア

ピアスを開けた日のお風呂は入って平気?湯船Ngの真相と正しいケアとはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

昭和から平成にかけて定着していた「ピアスを開けたら毎日マキロンなどの消毒液をスプレーし、ピアスを前後に動かして消毒する」というケア方法は、現代の創傷治癒理論において明確に否定されています。

市販の強い殺菌消毒液は、侵入した雑菌だけでなく、傷を治そうと集まってきた正常な肉芽組織や表皮細胞まで破壊してしまいます。その結果、かえってホールの治癒が遅れ、アレルギー性接触皮膚炎や慢性的なジュクジュク(浸出液の過剰分泌)を招く原因となるのです。現在の皮膚科におけるピアッシング後の正しいお手入れの基本は、「刺激を与えない泡洗浄」と「十分なシャワー流水によるすすぎ」にシフトしています。

ケア項目旧来の認識(NG行為)最新の医療推奨基準編集部の見解・理由消毒液の使用毎日綿棒で消毒液を塗布消毒液は不使用(原則シャワー洗浄)消毒剤の刺激による皮膚炎・治癒遅延を防止するためピアスの扱い癒着防止のため前後に回す・動かす触らず固定したまま維持無理に動かすと新生組織が裂けて出血・肉芽の原因になる入浴時の洗浄石鹸で強く擦り洗いするキメ細かな泡を乗せてシャワーで流す摩擦をゼロにし、界面活性剤の残留を防ぐことが最優先湯船・入浴当日は一切入浴禁止シャワー推奨(耳を湯船に浸けない)体の清潔を保ちつつ、浴槽内細菌の創部侵入を遮断する
山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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