ピンクのバッタは幸運の前触れ?出現理由と確率・飼育法を徹底解説
ピンクのバッタは幸運の前触れ?出現理由と確率・飼育法を徹底解説について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
草むらで異彩を放つピンクのバッタは、新種や外来種ではなく、身近に生息するバッタ類が遺伝的な突然変異を起こした個体です。昆虫学においてこの現象は「エリスリズム(Erythrism/赤色症)」と呼ばれ、体内で本来抑制されるべき赤色色素が過剰に生成・沈着し、黒色や緑色の色素が著しく減少することで生じます。
日本国内でピンク色の個体が報告される代表的な種には、以下のような昆虫が存在します。
- クビキリギス(赤色型):キリギリス科の昆虫。もともと緑色型と褐色型に加えて一定割合で赤色型が存在する性質を持ち、秋から春先にかけてピンク色〜赤紫色の個体が発見されやすい。
- ショウリョウバッタ(ピンク個体):バッタ科の代表格。幼虫期にエリスリズムを起こした個体が草むらで見つかるケースが多く、細長い体型と相まって非常に目立つ。
- ヒナバッタ(赤色型):小型のバッタ。体の一部または全体が鮮やかなピンク色や赤褐色に染まる変異が野外観察で記録されている。
エリスリズムはバッタ類だけでなく、キリギリス類やコカマキリ、さらには一部の魚類や鳥類でも確認される遺伝的表現型です。劣性遺伝によって発現することが多く、親世代が通常色であっても遺伝子の組み合わせ次第で突然ピンク色の子が生まれる仕組みになっています。