バジルの収穫の仕方で収穫量が激変!長く大量に採るプロの摘芯&保存術
バジルの収穫の仕方で収穫量が激変!長く大量に採るプロの摘芯&保存術を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
多くの初心者が陥りがちな最大のミスが、「料理に必要な分だけ、下の方の大きな葉を1枚ずつちぎって収穫する」という手法です。この方法を続けると、植物本来の成長エネルギー循環が断ち切られ、最終的に茎が木質化して葉が出なくなってしまいます。
植物には、茎の先端にある芽(頂芽)が優先して伸び、下部の脇芽の成長を抑える「頂芽優勢(ちょうがゆうせい)」という性質があります。茎の先端をそのままにして下の葉ばかりを奪うと、光合成を行う受光面積が激減し、株全体の活力が低下します。その結果、茎は細長く間延び(徒長)し、新しい葉を展開する体力を失って衰弱してしまうのです。
一方で、茎の先端をカットする「摘芯」を収穫を兼ねて行うと、頂芽からの成長抑制ホルモン(オーキシン)の供給がストップします。すると、節の部分に控えていた側芽(脇芽)が一気に目覚め、1本の茎から2本の元気な枝が分岐して成長します。これを2回、3回と繰り返すことで、枝数は2本→4本→8本→16本と幾何級数的に増加し、こんもりと茂った驚異的な収穫量を誇る株へと仕上がります。