ケアマネージャー事件の裏に潜む真相 不祥事を防ぐ現場の対策とは
ケアマネージャー事件の裏に潜む真相 不祥事を防ぐ現場の対策とはにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
近年表沙汰になるトラブルの形態は多岐にわたる。最も分かりやすい形として報じられるのは、高齢者の預貯金を着服する金銭トラブルや、介護保険制度を悪用した架空請求だ。生活のすべてを依存せざるを得ない利用者の弱みにつけ込み、長年にわたって不正を重ねていた例も少なくない。
さらに深刻なのは、密室化した介護現場で起きる身体的・心理的な虐待である。高齢者虐待防止法が施行されて久しいが、抑圧されたストレスや業務の過密さが利用者に向けられる悲劇は絶えない。本来であればそうしたリスクを察知し防止すべき立場の専門職自身が、追い詰められた末に当事者となってしまう歪んだ構図が存在する。