下鴨神社の読み方と正式名称の秘密!上賀茂神社との違い・ご利益徹底解説
下鴨神社の読み方と正式名称の秘密!上賀茂神社との違い・ご利益徹底解説を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
下鴨神社の境内では、四季折々に京都の伝統を象徴する祭事が執り行われます。特に注目すべき二大祭事の歴史と背景を押さえておきましょう。
夏の風物詩「みたらし祭り(御手洗祭)」
土用の丑の日の前後に開催される「みたらし祭り」は、平安時代の貴族が禊(みそぎ)をして罪や穢れを祓ったことに起源を持つ神事です。参拝者が冷たい御手洗池に膝下まで浸かり、御神火からロウソクへ火を灯して無病息災・延命長寿を祈願する「足つけ神事」が行われます。
2026年も7月下旬の土用期間を中心に開催が予定されており、夏の暑さを忘れる幽玄な夜の風物詩として賑わいを見せます。なお、池から湧き出る水玉の形を模して作られたのが、和菓子の定番「みたらし団子」の発祥とされています。
平安絵巻が甦る「葵祭(賀茂祭)」の歴史と経緯
毎年5月15日に開催される「葵祭」は、祇園祭・時代祭と並ぶ京都三大祭りの筆頭であり、正式名称を「賀茂祭」と呼びます。その歴史は6世紀半ばの欽明天皇の時代、風水害で飢饉が起きた際に賀茂の神々を丁重に祀ったところ、嵐が収まり五穀豊穣となった経緯から始まりました。
平安貴族の装束に身を包んだ500名以上の行列が京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社へと進む光景は、まさに生きた古典の世界です。参列者や社殿の軒並みに葵の葉を飾ることから葵祭と呼ばれ、千年以上もの間、変わらぬ格式を守り続けています。