大谷翔平の肩甲骨が異次元に柔らかい理由と二刀流トレの真相

大谷翔平の肩甲骨が異次元に柔らかい理由と二刀流トレの真相の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

ネット上の野球フォーラムやSNSでは、時折「大谷翔平は筋肉をつけすぎて柔軟性を失うのではないか」「ウエイトトレーニングをやりすぎると肩甲骨が動かなくなる」といった懸念が囁かれることがあります。しかし、近年のスポーツ科学においてこの説は完全に否定されています。

真実は「フルレンジ(全可動域)で行う適切な筋力トレーニングは、むしろ関節の可動域を広げ、安定性を高める」という点です。大谷選手が行っている筋トレメニューは、単に筋肉を肥大させるボディビル型のものではありません。デッドリフトやスクワット、ダンベルロウイングを行う際も、常に肩甲骨の下制(引き下げ)や胸椎の伸展を意識し、負荷がかかった状態でも関節が本来の軌道で動くよう制御されています。

また、巷で流行している整体の「肩甲骨はがし」に関しても誤解が存在します。他人に強い力で肩甲骨を引っ張ってもらい一時的に隙間を作ったとしても、本人が自力で前鋸筋や菱形筋(りょうけいきん)を連動させて動かせなければ、スポーツの実動作や日常の姿勢改善には繋がりません。大谷選手の凄みは、他力で柔らかくしてもらったのではなく、重い負荷を支えながら自由自在に関節を動かせる「能動的可動域(アクティブ・モビリティ)」を極めている点にあるのです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest