痛い・ズレる原因は?剣道の正しい面付け方徹底解説!面紐を結ぶ3つのコツ
痛い・ズレる原因は?剣道の正しい面付け方徹底解説!面紐を結ぶ3つのコツとはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。
面の着装は、道場での動作すべてに通じる「理合(りあい)」を含んでいます。焦って適当に結ぶと、稽古中に紐がほどけて危険を招くだけでなく、相手に対する礼を欠くことになります。まずは基本となる剣道面付け方手順を順序立てて確認していきましょう。
着装を始める前の準備姿勢も極めて重要です。正座の状態で両膝の間に面を置き、面金(めんがね)を相手に向けないよう自分側に向け、内輪(顔が当たる部分)を上にして安定させます。
ステップ1:手ぬぐいを頭に巻く
汗が目に入るのを防ぎ、面と頭部の密着度を高めるために面手ぬぐいを巻きます。シワやたるみがあると頭痛の原因になるため、額に隙間なく密着させることが肝要です。
ステップ2:顎(あご)を内輪の深部に確実に乗せる
面を両手で持ち、まず「顎」を面の内輪下部にある窪みへ深くしっかりとはめ込みます。その後、額を内輪の上部に密着させます。この順番を逆にすると、顎が浮いてしまい、打突を受けた際に衝撃が直接頭頂部へ抜けて激痛の原因となります。
ステップ3:面紐を後頭部の窪み(後頭結節下部)で交差させる
左右の面紐を持ち、耳の後ろを通しながら後頭部の最もくぼんでいる位置(盆の窪のやや上)でキュッと交差させます。上結び(面金の上から紐を出す結び方)と下結び(顎側から紐を出す結び方)がありますが、少年剣道や初心者では締めやすい「下結び(4本立ち)」が広く採用されています。
ステップ4:締め付けのテンションを緩めずに引き絞る
交差させた紐を左右斜め下に引き、頭部全体を包み込むように均等な力で締め上げます。このとき、紐を引っ張る方向が横に広がりすぎると、後頭部がホールドされず面が前後にグラつく原因になります。
ステップ5:蝶結びを作り、面紐の長さを整える
最後に蝶結び(ちょうむすび)をしっかりと固く結びます。結び目が縦にならないよう水平に締め、左右の垂れ下がった紐の長さを揃えて完成です。