食パン型のサイズ完全解説!1斤寸法の違いと失敗しない生地量計算

食パン型のサイズ完全解説!1斤寸法の違いと失敗しない生地量計算にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

プロのブーランジェリーや熟練者が型を変えても決して失敗しない秘密は、「容積比」を用いた正確な生地量計算にあります。どんな寸法の型であっても、この計算式をマスターすれば、常に狙い通りのボリュームとキメを持つ食パンを焼き上げることが可能です。

ステップ1:手持ちの型の「容積(体積)」を測定する

型の容積は、型に水を満タンまで注ぎ、その水の重さ(g=ml)を計量器で測るのが最も確実です。計算で求める場合は「(上底の縦×横 + 下底の縦×横)÷ 2 × 高さ」で算出できますが、実測の方が誤差を防げます。

ステップ2:目的のパンに応じた「容積比」で割る

型の容積(ml)を以下の「容積比」で割ることで、最適な仕込み総生地量(g)が算出されます。

  • 蓋あり(角食パン・プルマン):容積比 3.8 〜 4.0
    (例:型容積 1700ml ÷ 3.9 = 約436g の生地量)
  • 蓋なし(山型食パン・イギリスパン):容積比 3.2 〜 3.5
    (例:型容積 1700ml ÷ 3.3 = 約515g の生地量)

食パン型 蓋あり 蓋なしの違いによって容積比が大きく異なる点に注目してください。角食パンは蓋をして密閉状態で膨らませるため、生地量が多すぎると目が詰まりすぎて重くなり、少なすぎると角が立たず丸みを帯びてしまいます。一方、山型食パンは上部へ自由に膨らませるため、十分な窯伸び(オーブンスプリング)を得るために多めの生地量が必要となります。

この食パン型 容積比 換算の公式さえ押さえておけば、浅井商店やcottaなど異なるメーカーの型へレシピを移行する際も、粉量や副材料のベーカーズパーセントを崩すことなく正確にアジャストできます。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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