夢のクリーン電源に死角?核融合発電の実用化を阻む致命的欠点

夢のクリーン電源に死角?核融合発電の実用化を阻む致命的欠点の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

核融合の主流である重水素・三重水素(D-T)反応には、燃料としてトリチウム(三重水素)が不可欠だ。問題は、このトリチウムが地球上にほとんど自然存在しない点にある。

現在、商業的に利用可能なトリチウムは重水炉(CANDU炉など)の副産物に依存しているが、これら旧型炉の閉鎖に伴い供給量は今後急速に落ち込む。米国の国立点火施設(NIF)がエネルギー増倍を記録した実験でさえ、莫大な燃料インフラの課題を解決したわけではない。自前のブランケットでトリチウムを「増殖」させる技術は机上の計算通りに動くのか。実証できていない理論に、産業全体の命運が乗っかっている。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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