渋柿の美味しい食べ方完全版!焼酎・熱湯・冷凍の渋抜きと人気レシピ
渋柿の美味しい食べ方完全版!焼酎・熱湯・冷凍の渋抜きと人気レシピの全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
渋柿加工の代名詞である干し柿ですが、「カビが生えて失敗した」という経験を持つ方も少なくありません。天候に左右されず誰でも作れる時短・衛生的な干し柿の作り方と、干す場所がない方向けの人気アレンジレシピを紹介します。
失敗ゼロ!熱湯殺菌を取り入れた簡単な干し柿の作り方
カビを防いで綺麗な飴色に仕上げる最大のポイントは、「吊るす直前の熱湯くぐらせ」にあります。
- 柿のヘタの周りにあるガクを切り落とし、皮を上から下に向かって薄く均一に剥く(T字の枝を残しておくと紐をかけやすい)。
- ビニール紐や麻紐の両端に柿を1個ずつ結びつける。
- 大きめの鍋に湯を沸騰させ、皮を剥いた柿を5〜10秒間だけ熱湯に浸す(表面の殺菌)。
- 風通しが良く、直射日光が当たり、雨の吹き込まない軒下やベランダに吊るす。
- 1週間ほど経過して表面が乾いたら、清潔な手(アルコール消毒推奨)で果肉を優しく揉みほぐす。これにより内部の渋抜けが劇的に早まり、均一にとろける食感になります。
電子レンジ加熱で作る「即席・柿のコンポート」
渋抜き前の渋柿であっても、電子レンジのマイクロ波加熱と砂糖・レモンの組み合わせで即席スイーツに変身します。皮を剥いて一口大に切った渋柿1個に対し、砂糖大さじ1、レモン汁小さじ1を耐熱容器に入れ、ふんわりラップをして600Wで約3分加熱します。加熱によってタンニンが凝固し、渋みを感じにくくなると同時に、とろりとしたコンポート風に仕上がります。バニラアイスやヨーグルトのトッピングに最適です。
ペクチンを活かした「濃厚・完熟渋柿ジャム」の作り方
完熟して柔らかくなった渋柿や、渋抜きに少し失敗して渋みが残った柿の救済に最もおすすめなのが自家製ジャムです。
- 材料:渋柿果肉 300g、グラニュー糖 90〜120g(果肉の30〜40%)、レモン果汁 大さじ1.5
- 作り方:皮と種を除いた果肉を鍋に入れ、砂糖をまぶして15分置きます。中火にかけ、木べらで潰しながらアクを取りつつ10〜15分煮詰めます。仕上げにレモン果汁を加えてひと煮立ちさせれば完成です。柿に含まれる豊富なペクチンが酸と反応し、ゼリーのように美しいとろみが生まれます。