シュールストレミングはどんな匂い?世界一臭い缶詰の正体と対策
シュールストレミングはどんな匂い?世界一臭い缶詰の正体と対策についての真相をお届けします。
強烈な悪臭ばかりが強調されるシュールストレミングですが、現地スウェーデンでは中世から愛されてきた由緒ある伝統料理です。かつて塩が貴重だった時代、少ない塩分で魚を長期間保存するために編み出された知恵の結晶でした。
現地の人々は缶から直に食べるようなことはせず、匂いを和らげて旨味を引き出す本場の食べ方レシピで楽しみます。
代表的な食べ方は、北欧の薄焼きクリスプブレッド「トゥンブラッド」にバターをたっぷり塗り、皮と骨を取り除いたニシンの身、スライスした茹でジャガイモ、細かく刻んだ赤玉ねぎ、サワークリーム(グレッティール)を乗せて巻いて食べるスタイルです。
玉ねぎの辛味とサワークリームの乳脂肪分、バターのコクが魚の強烈な癖を包み込み、まるで濃厚なアンチョビのような深い塩気と旨味に変わります。現地ではこれに冷えたビールやハーブ入りの蒸留酒「アクアビット」を合わせて晩夏の味覚を祝います。